今村顧問よりご挨拶

「ひたむきにボールを追う」

  箕面南JFCがスタートしたのは1975年。今年、49年目の春を迎えました。
「思えば遠くへ来たもんだ」そんな時空間を越えて来ました。

 昨年、ワールドカップに臨んだ日本代表チームは、強豪ドイツ・スペインに勝利するという大活躍でした。
日本サッカーが、世界の注目をあびた一大イベントでした。

 1975年といえば、後に、日本を代表するGK・川口能活さん、元イングランド代表・デイビット・ベッカムさんが生まれた年でした。
 Jリーグ発足は、1993年、わがチーム誕生の18年後でした。気の遠くなる年月を刻んできました。 設立当初、日本サッカー界を牽引された釜本邦茂さんを招いて、「サッカー教室」を開いたこともありました。 釜本さんと同じ、元ヤンマーディーゼルで、名ミッドフィルダーとして活躍され、後に、ガンバ大阪のジュニアユース・ユースの監督も務められた 浜頭昌宏さんに指導していただきました。第1回ユース大会、優勝したガンバ大阪の決勝ゴールは箕面南のOBでした。
「ガンバ大阪」と「箕面」の長い交流の歴史が、今もいろんな場面に継承されているのです。

 箕面南のスタッフの人数も増えました。指導はもちろん、それを支えていただく保護者のみなさんとともに、 今年もまた新たな歴史を刻みたいと思います。

保護者のみなさん、コーチのみなさん。
子どもたちの発達成長を支援する私たち大人の合言葉は、「integrity(高潔・誠実)」。
他チームのリスペクトの対象になるような箕面南でありたいと思っています。過去も未来も…
 子どもの成長を見守り、子どもの成長に喜びを感じあえる大人でありたいと思います。

2023年4月

箕面南ジュニアフットボールクラブ
顧問 今村 正一

2024年度 コーチ紹介

事務局
加山代表

コーチ(6年)
宮本コーチ / 山本コーチ

コーチ(5年)
田中コーチ / 安東コーチ / 村上コーチ 

コーチ(4年)
小島コーチ / 高山コーチ 

コーチ(3年)
梅原コーチ / 小池コーチ / 川崎コーチ

コーチ(年長・1・2年)
田中コーチ / 山脇コーチ / 木元コーチ / 今西コーチ / 松本コーチ / 門山コーチ / 山田コーチ

今村顧問の書籍


「生涯夢求」

古希を機に、過去に書きとめた拙稿をまとめました。多くの方々にお求めいただいき、「東日本大震災」の復興のために 関係機関を通じて全額カンパさせていただきました。心よりお礼申し上げます。ささやかではありますが、初期の目的を達成 しました。

卒団生からのメッセージ

 私にとって箕面南のサッカーは、今の人生の原点であると言えます。9歳の時に箕面南でサッカーに出会い、大学までは選手として、 卒業後はサポート役として、現在までずっとサッカーに関わらせてもらっています。この40年間にサッカーを通じて出会った人は数しれず、 もちろん 今村先生とは今も大変お世話になっています。
 箕面南がなければ、今とは全く違う人生になっていたと思います。箕面南そして今村先生に出会えて本当によかったです。
  八原百十希(刀根山高校・関学大卒/関学大サッカー部ゼネラルマネージャー補佐) 

 私は、このチームから、仲間と共に努力して決して諦めないことが大切だと学びました。楽しい思い出もたくさんありますが、 なにより、気持ちの入ってないプレーをした時や、プレーの途中で諦めた時に、必ず、厳しく怒られたことを鮮明に覚えています。 その厳しくも愛情のあるご指導のおかげで、その後のサッカー人生はもちろんの事、社会人となった今でも、その教訓を胸に仕事に努めております。
  日下昌哉(豊中高校・立命館大学卒)

 私は、先に入団していた兄に憧れて、箕面南に入団しました。週末の練習後もチームメイトのみんなと小学校や公園でサッカーばかりしていたことを 今も覚えています。頑張って練習した成果として、全日本少年サッカー大会の大阪府予選で三位に入賞できたことは、一番の思い出です。 また他のチームとの試合を通して、たくさんの友人を作ることもできました。箕面南での経験は私に、努力することや仲間の大切さを教えてくれました。
  清木規矢(豊中高校・東京工業大学院卒)

 私にとって箕面南は、人生の基礎練習でした。今も続けているサッカーの基礎だけでなく、コミュニケーション能力など、社会で必要なスキルを 身に付けることが出来たからです。また一緒に戦ったコーチや仲間、両親に対して、感謝や尊敬の気持ちを持つことを教えてくれた貴重なフィールドだったと 改めて実感しています。ありがとう!箕面南!
  高森一茂(池田高校・関学大卒)

 箕面南の理念は「ひたむきにボールを追う」であったと記憶しています。いろいろな思いが込められた言葉であると思いますが、 私は小さいながらも、この言葉が非常にシンプルで好きでした。細かいことは気にせず、ただひたすらボールを追いかけることが、 私の性分に合っていたからだと思います。大学に入り追いかけるのはボールではなくなり漠然とした将来になりましたが、 ただひたすらに走っていきたい。そんな風に考えています。
  井上朋也(池田高校・慶応義塾大学)

 私は小学2年時に入団しました。箕面南ではサッカーだけでなく、挨拶の大切さ、人としての姿勢やマナーを学びました。 楽しい思い出もたくさんできました。練習後に仲間と遊び、夕焼け空をみながら帰路につく充実感。カップ戦への気合など。 卒団式でもらったトロフィーは今でも大切にしています。高校までサッカーを続け、沢山の人に出会い、沢山のことを学びました。 その原点である箕面南には本当に感謝しています。
  前駿平(北野高校・神戸大学)

 僕は卒団して以来、中学・高校・大学とサッカーを続けてきました。そんな自分にとって箕面南というチームは、決して大袈裟ではなく、 今の僕を育ててくれた存在だと感じています。礼儀を学び、仲間の大切さを知り、そして何よりも「ひたむき」に物事を取り組む姿勢を教えてくれた 場所が箕面南です。このチームには感謝しかありません。今後も箕面南に多くの小学生が入団し、サッカーを通じて成長してくれることを願っています。
  杉村竜太郎(附属池田高校・神戸大学)

 小学三年生の時に、箕面南に入団しました。公立の小学校には通っておらず、学業を優先していたので、正直、小学校の頃はサッカーを休みがちでした。 しかし、高校生の時に、コーチのお手伝いをさせていただいたり、大学生になった今でもサッカーを続けているのは、箕面南でサッカーを好きになれたから だと思います。また「ひたむきにボールを追う」というチームコンセプトは、いつしか自分の人生におけるコンセプトにもなっています。何をするにも 全力で取り組む姿勢は、ここで学ばせていただきました。
  藤元知史(雲雀丘高校・大阪大学)

 卒団して5年経ちますが、箕面南での6年間の思い出はいまだに色褪せることはありません。中学・高校とサッカーをして、気持ちや環境には 様々な変化がありましたが、「ひたむきにボールを追う」姿勢は今も忘れず貫いています。また、別の学校へ進学したチームメイトと試合で再会 した際には、共にプレーしたあの頃を懐かしく感じます。僕にとっての箕面南は、僕とサッカー仲間たちとを結び付けて、今の僕を作り上げてくれた 原点です。本当に感謝しています。
  杉村謙介(附属池田高校)

  箕面南でサッカーを始めて、今も大学で頑張っています。私の学んだこと---それはキャプテンとしての責任感だと思います。 自ら希望した訳ではありませんが、選んでいただいて光栄でした。時にはその責任の重みに耐えきれなくなったこともありました。 悩みながら仲間の協力を得て、卒団まで務めあげることができました。小学生の段階で、こんな経験が出来たことは、その後の自分の考え方や、 社会生活での処し方に、大変役立ったと思います。箕面南は、私のサッカーの原点です。
  加山達也(北野高校・京都大学)